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【エピローグ】それぞれ歩いていく、また会えると信じて

初代猫・ハーにゃん物語

2023年クリスマスの日は一生忘れることがありません。
私の人生の歴史上に、強い記憶として残りました。

ハーにゃんが旅立った日—————

そして翌日…。

静かすぎて不思議な感覚のなか、何をしてもむなしい。

泣いて、泣いて、泣いて、泣いて
泣いて過ごした日々…。

エピローグでは、重症なほどのペットロスに陥った飼い主が再び、2代目猫を出迎えるまでの葛藤を含めてお話していきたいと思います。

 

重症なほどのペットロスに陥った日々

ハーにゃんがあんなに苦しんで、食べられなくなった最後の姿はフラッシュバックのようによみがえって、食事も喉を通りません。

ハーにゃんと過ごしていた頃は、あんなに筋トレを頑張ったり、食事コントロールをしても落ちなかった体重…。それが日を追うごとに減量…。

やっぱり食事か…と、悲壮感の中、どこか冷静に分析していた自分もいました(笑)

—————

ハーにゃんを亡くした翌朝には、何とも不思議な感覚を覚えました。まるでタイムスリップしたような気がしました。

ハーにゃんがもしかしたら、家の中のどこかに隠れているのでは?
きっと、隠れて出てこないだけなのでは?

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頭の中では「そんなわけがない」ことは理解しているのですが、翌朝目が覚めた時、最初に発した独り言、それは

ハーにゃん、どこにいるの?」でした。

 

後悔をしても戻らない日々

 ハーにゃんの寿命を縮めてしまった私にはもう、動物と過ごす資格なんてない。

あの日、あの時、なぜ行動をしなかったのだろう…?

自分に対する怒りの矛先が分からず、気が狂いそうでした。

これから私は何をして生きてきたらいいの?

どこに向かっていくの?

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そんな私でも現実は生きていかなければなりません。
どんなに後悔しても、ゆるぎない現実が待っています。

であれば…

どうせ生きていくのならば、ハーにゃんの死を無駄にしないこと。
いずれ私も死んだ後には、ハーにゃんに会えると信じて生きていく。
ハーにゃんと再会した時に「頑張ったんだよ」って報告したい。

そんな思いも自然と芽生えてきました。

何かせずにはいられなかった時期に、私がやり過ごした行動や方法をお伝えしていきます。

※少しでも、ペットロスに陥っているあなたの癒しになりますように。

 

動物系の映画や本に触れて気を紛らわしてみた話

 Amazonプライムで動物系の映画を鑑賞したり、猫を題材にした小説などを手にして、気を紛らわしていました。

何も考えない時間がほしかった。考える時間があるとハーにゃんを思っては苦しくなり、辛いから。

でも、何年振りだろう?

映画や小説を貪るように観たり、読んだりしたのは。

特に、その中で出会った1冊が「猫を処方いたします」シリーズ。

猫とのかかわり方を考えさせられる内容でした。
ハーにゃんがいた時に知っておきたい、そんな1冊。

※興味のある方は一度、手にしてみてください。

猫を処方いたします。 (PHP文芸文庫) [ 石田 祥 ]

 

映画や小説にゆっくり、じっくり触れていく時間って、今思えば最高の贅沢ですよね。

その当時は余裕がない心のままでしたが、何も考えない時間が当時の私には必然だったのかもしれません。

 

メモリアルでハーにゃんの居場所を整えてみた話

ネットであらゆるメモリアル商品を買い集め、プチ祭壇を作り、気を静めていました。

プチ祭壇といっても大袈裟な物ではありません。

ひまわりの造花やハーにゃんのかわいい写真たち、一番お気に入りのおもちゃなど…。

ハーにゃんも私も寂しくないような、華やかでありながらもホッとできる空間です。

これはハーにゃんへの供養もあって、メモリアル商品を揃えて、お骨になったハーにゃんの眠れる場所を整える。

そうすることで気持ちも整理されると思いました。

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実際にはそんなに気は紛れないけれど、少しでもハーにゃんを感じたかったのです。そして時々、ハーにゃんの骨壺を抱っこしては涙が雪崩のようにこぼれてきたり…。

それでもハーにゃんの居場所を作ってあげたかったのです。

「いつでも帰ってきていいんだよ」と。

 

YouTubeでお経?

さすが令和。という表現でいいのだろうか?

なんとYouTubeでお経もできるとは。それだけ、ペットロスに悩める人が多いってことでしょうか。何年経っても癒えない傷、同じように気持ちを背負っている飼い主さんたちがいると思うと、どこかホッとしている自分がいました。

 

猫のお鬚は縁起がいい?

「猫のお鬚は縁起がいい」と聞き覚えがあって、ハーにゃんがいた頃から落ちたお鬚を集めていた私。

もう、拾えることはなくなった、ハーにゃんのお鬚。

ハーにゃん亡き後は猫のお鬚入れケースを購入し、一部はティッシュに包みお財布の中へ。

猫のお鬚をお財布に入れておくと、金運アップになるのだとか!

お鬚の他には

「お部屋に落ちたハーにゃんの爪」
「ハーにゃんの毛」

ハーにゃんが生きていた証が形としてある、あらゆる物を集めて小さなケースに入れました。

そして今も、お守りにして持ち歩いています。

そして、ハーにゃんを感じながら守られている感じがしています。

 

姿見えない愛猫の存在を感じた時

あったんです!

科学では証明できないような不思議な体験が。

猫砂に猫のサイズ程度の足跡が!
寝ている時に膝あたりに重みが!

そして、不定期に耳元で聴こえる、ハーにゃんの「ニャン」の鳴き声!

—————

きっと、ハーにゃんがまだ、家中を彷徨っているのかもしれない。

怖くありません。むしろ、大歓迎。

心が温かくなるような、そんな感覚でした。
いつまでもずっと、そばにいてほしい。

でも、ハーにゃんはちゃんと成仏をして天国で幸せに過ごさなければなりません。

私がいつまでも、重大ロスに陥っていたら…?

ハーにゃんが浮かばれないよね…。

 

それでもやっぱり猫がすき

家の中に猫がいないと掃除が捗ります。時間にゆとりが生まれて、資格勉強もできます。家を長時間空けていても心配いりません。

温泉に行ったりするのも自由。なんなら、小旅行だって行けちゃう。

充実した時間を過ごせそう?

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いいえ、何をしても空しさは消えません。

時間に不自由さがあっても、掃除が捗らないとしても、入退院に振り回されても…。

生きていてほしかった。

でももう、あの頃には戻れない。
ドラえもんはいない。

—————

ありがとう、ハーにゃん。

私と出会ってくれて、日々、癒してくれて。
そばにいて甘えてくれて、本当にありがとう。

これからはハーにゃんに恥ずかしくない生き方をしていかないように生きていくからね。

資格取得も勉強も、日々の生活も…。地味ながらも一生懸命に人生を全うしたら、いつかはハーにゃんに会える。

再会できる、その日まで長いけれど、いつか会えると信じてる。

 

次の猫を迎えるにあたって 

偶然に目にした看板———

猫の譲渡会の案内でした。

こんなこじんまりとした住宅街で?

まさか、譲渡会があるとは!

—————

地味な私の人生でも、当然動いています。

次は2代目猫・タルタル物語で!

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

前のお話:【最終話】さよならだけど、さよならじゃない

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