いつかは来る、わが子とのお別れ—————
かつて私も過去に2度、ペットロスを経験しています。
時に、ペットロスは深刻な社会問題にも発展しますが、
果たして、ペットロスは乗り越えられるものでしょうか?
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いいえ、無理して忘れる必要もないし、乗り越えようと思わなくてもいいんです。
今回は、心の内側と向き合いながら、ペットロスの状態を緩和させていく方法をお伝えしていきたいと思います。
あなたの心に少しでも希望の光が灯されることを願って。
ペットロスってなに?
ペットを亡くすことによって生じる深い悲しみや喪失感を指しています。
心理学的には「愛着対象の喪失」による反応とされ、誰にでも起こり得るものです。
現代社会では、ペットは家族の一員であって、かけがえのない存在。
家族を亡くした喪失感により、心の痛みも伴います。
孤独感が強くなり、心あらずといった状態によって、仕事や日常生活にも影響を及ぼすことになります。
私が経験したペットロスの影響による症状とは

精神的なもの
私自身も経験済みですが、何をしていても「心あらず」な状態です。「なんであの時に病院に連れて行かなかったのだろう」と、自分自身を責め続け、罪悪感に苛まれます。
仕事中や人前では平常心でいますが、一人になると自然と涙が溢れ続けて止まらない、そんな状態が長く続きました。
暗い、長いトンネルから抜け出せない心境です。
身体的なもの
自律神経が乱れやすくなります。頭痛やめまいといった症状。食欲不振など、精神的ストレスが身体にも影響を及ぼします。
私自身も数か月で5キロ以上、体重が減少しました。あれだけダイエットを頑張っても減量できなかったのに!
ペットロスの5段階プロセス
ペットロスの心理的プロセスには5段階あるといわれています。これはあくまでも一例で、この段階通りに進まず、感情が行ったり来たりすることもあります。
あくまでもご参考までに—————
第1段階「否認」
ペットの死を現実のものとして受け入れることができない状態をいいます。
私も初代猫・ハーにゃんが「まだ、どこかに隠れているのでは?」と信じて疑わない感覚に支配されていた時がありました。
第2段階「怒り」
自分自身の判断力のなさ、関わった病院に対する怒りの矛先と、やりきれない怒りがありました。
なかには、周囲の人に八つ当たりして攻撃的になる人もいるらしいですが、私の場合は「内なる怒り」を一人で抱え込んでいました。
第3段階「取り引き」
「何かにすがって、状況を変えよう」とする心理が働く段階です。
「あの時こうしていれば」といった、心境になります。
私の場合は、ハーにゃんが少しずつフードを受け付けなくなった早い段階に「病院に連れて行ったら、何か状況が変わっていたのではないか」などと、何度も苦悩しました。
ハーにゃんに対する「IF」思考を繰り返している、そんな状況です。
第4段階「抑うつ」
深い悲しみとともに、喪失感が強くなります。
私自身も気力が湧きおこらず、ただ仕事をして、少し食事を口にして、ただ息をしている…そんな状態で過ごしていました。
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いつも泣いていました。今でも時々涙が出てきます。
この時期も辛いですが、無理して「前向き」になろうとせず、あるがままの心を受け入れる、そのくらいの気持ちでいる方が重要と捉えられます。
第5段階「受容」
ペットの死を現実として受け入れることができるようになる段階。
悲しくて仕方ないけれど、生きていかねばならない。そんな気持ちを持てるようになってきます。
泣いてもハーにゃんは戻ってきません。でも、ハーにゃんと過ごした日々は宝物。
ハーにゃんに感謝しつつ、これから私にできることは何だろう?
そんな気持ちを持てるようにもなってきました。
ペットロスの緩和方法「私の場合」
ペットロスは「克服」でもなく、無理して「乗り越える」ものでもない。
これはあくまでも私個人の見解です。
ペットロスは「緩和」すること。少しずつ、緩やかに、向き合っていく。
そんなイメージです。
私が行った「ペットロス緩和方法」はこちらになります。
🔗関連記事:【エピローグ】それぞれ歩いていく、また会えると信じて
次の命へのバトンタッチ
そもそもハーにゃんを迎えたきっかけと時期は、愛犬の死から数か月後。
そして、2代目猫・タルタルを迎えたのが、ハーにゃんの死から数か月後。
いずれも「新しい命」を迎え入れたことがきっかけではありますが、愛犬のことも、ハーにゃんのことも忘れるわけがない。
ただ目の前に命があって、自分以外のお世話をする日々に追われたり、癒されることで「抱えていた」ものが少しずつ軽くなってくる、そんな感覚です。
ブログにして気持ちを吐き出してみた話
ブログで「ハーにゃん物語」を記事にしていく段階で、その当時の辛い気持ちや憤りもありました。そして、涙が溢れ出て止まらない。
この感覚は本当に久しぶりでした。
ハーにゃんと出会った頃の「第1話」から、お別れ、「エピローグ」まで…。
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でも、書いていくうちに自然と気持ちが整理されていったんです。
完璧な答えは未だに出てはいませんが、次の命「2代目猫・タルタル」との生活を大事に過ごそうという、新たな決意も芽生えてきました。
そんなきっかけをブログを通して経験することができたんです。
気持ちを整理してみる—————
ノートでもいいし、ブログでもいい。
内なる気持ちを吐き出す場所が必要なのかもしれません。
🐾あわせて読みたい:初代猫・ハーにゃん物語
ロスの気持ちを吐き出したら断捨離にもなった話
猫のおもちゃとか、猫の日用品って増えるよね?
飼い主の所有物は積極的に減らせても、猫の日用品ってなかなか、整理できない。
「猫の飼い主あるある」のお悩み解決に向けた記事も公開しています。
📝参考記事:
【猫とシンプルライフ】遊ばない猫のおもちゃ、どう片付ける?快適に暮らす整理術
こんな私ですが実は…
ハーにゃんに使っていた軟膏を捨てられずに、ずっと置いていたんです。2年ほどの間ずっと。
ハーにゃんに使っていた物をなくすことが怖かったのかもしれません。今でも防護服とか、捨てられないものもありますが、ブログで気持ちを吐き出し、整理することによって踏み切れたのも事実です。
無理をせずに少しずつ、気持ちの整理とともに、物の整理整頓も進めていけたら良いと思っています。
→2代目猫・タルタルも遊ぶものはとっておく。
→遊ばないものは捨てる。
システムトイレやケージなどはそのまま引き継ぎ。
防護服はいずれタルタルにも必要になる時があるかも?
ということで、保管。
そんな感じで、ハーにゃんの物を整理整頓できるようになり、以前より少し前進できたと思っています。
まとめ
今回は「ペットロスと心の整理」をテーマにお伝えしていきました。
ペットロスは今や社会問題にもなっているのも事実…。
泣いてしまう日があってもいい、それでも少しずつ前を向ける日が来ることでしょう。
無理に乗り越えなくてもよくて、できることから少しずつ、気持ちを解放させてあげてほしい。
そんな願いも込めて、お伝えしていきました。
家の中の状態は心の鏡です。
無理のない範囲内で、少しずつ気持ちを解放してあげてほしいと願っています。
そして、気持ちが整理できることで、自然と暮らしやすくなる日々が訪れていくことでしょう。

