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【第3話】ハーにゃんがやってきた!「今日からずっと家族」

初代猫・ハーにゃん物語

ハーにゃんを迎える日が決まり、その日を待つ約30日間の間、私は久しぶりに心躍る気持ちでした。

愛犬を失った寂しさが少しずつではあるけれど癒されていき、「次の家族を迎える喜び」に変化していくのを感じながら、日々を過ごしていたのです。

 

ハーにゃんが暮らせる環境作りに没頭

猫を迎えるのは初めての私。

猫ちゃんに必要そうな物は何?」まずはそこからのスタートでした。

ます最初に手にしたのが、猫と暮らすための基礎がわかる1冊の本だったのです。そこで1冊の本を参考に、猫に最低限必要な物が理解できたので揃えていくことに。

 

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飼い主のときめきは「猫には関係ない」

ペットショップやネットには、かわいいアイテムがいっぱい!
見ているだけで楽しくなりますよね。

かわいいモフモフのベッドは各部屋に必要?など、悩むのも楽しいものです。ただ、実際には猫が来てみないと「本当に必要かどうか」が、わからないのも事実。

でも、猫が来てから慌てるのは避けたいし、なにより猫に不憫な思いはさせたくない。

その結果———

猫飼い初心者の私は知見も何もない状態で貪るように(笑)
思いつくままに、万全の準備と言い訳をしつつ…。

余分に物を用意してしまったのです!

(1匹に対して冬用ベッド3つとか、自分でも理解不能です…)

そして……

猫が全く見向きもせず、無駄になった物もありました。(当然ではありますが…)

でも、保護猫カフェに譲ったりできたので、「他の猫ちゃんの役に立ったと思えばいいよね」という結論に至ったのです!

 

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保護主さんと預かりさんが訪問

保護主さんと預さんが我が家を訪問。ということは…?
いよいよ、ハーにゃんが我が家にやってくる!

ワクワクとドキドキで胸がいっぱいになりながら、部屋を整え、必要な物を揃えて準備万端。

ところが——

待てど暮らせど、なかなか来ない。

しばらくして保護主さんから連絡があり、実は間違えて、私の当時の職場まで行ってしまったという…。

※2代目タルタルのときは職場まで聞かれませんでしたが、初代ハーにゃんの契約書には勤務先住所を書く欄がありました。

そして、職場から我が家まで行く道順を説明し、その後、1時間ほど経ってから到着!

 

待ってたよ、ハーにゃん!

キャリーケースの中から「ニャアニャア」と可愛い声が聞こえてくる。

保護主さんがキャリーケースを開けると、ハーにゃんは少し警戒しながらも、ゆっくり家の中を探検し始めました。

窓辺には、ハーにゃんのために用意したキャットタワーを置き、外の景色を楽しめるようにと、準備も万全です。

そして、家中を探検した後にハーにゃんがキャットタワーに登ってくれた時には心底、ホッとしました!

でも…。何で首周りに包帯が巻かれているのだろう?

 

保護主さんのおうち事情

保護主さんは、一軒家で数十匹の保護猫と暮らしています。

ハーにゃんと同じ時期に保護されたハチワレの猫ちゃんもいたのですが、そのハチワレちゃんに肩の周辺を「ガブっ!」と噛まれてしまったようなんです…。

数十匹の保護猫を一人で世話する中での出来事ではあったのですが、保護主さんは病院にも直ぐに連れて行ってくれたようです。

でも、これは完全に想定外でした…。

 

断る理由が見つからない「おいで、ハーにゃん」

「どうしましょう…」と相談されましても、ここで「はい、そうですか。では、完治してから来てね」なんて言えるわけがありません。

ハーにゃんを家族にすると決めた瞬間から私の答えは決まっています。

「なにがあっても受け入れる」

この先、ずっと家族として暮らしていく過程で、病気やけがは付きものです。

そう考えると、ハーにゃんが怪我した時期が少しだけズレてしまった、と考えるしかありません。

…‥‥

この時は、まさか長い年月の間で、入退院を繰り返す日々が始まることは想像していませんでしたが……。

 

「今日から、ここがずっとのおうちだよ」

田舎の漁港から地元の保健所へ収容、期限の延期を重ねて空輸で保護主さん宅へ。そして、ハチワレちゃんとのトラブル…と、波乱続きだったハーにゃん。

「今日からここが、ずっとのおうちだよ」

まずはケガをしっかり治して、ゆっくり過ごしてほしい。

保護主さんは猫用品だらけの我が家の部屋を見て、ちょっと涙ぐむ場面も。

「本当にありがとう」と。

猫を迎えるのだから、猫用品は揃えて当たり前の感覚でいたのですが、ハーにゃんが保護されるまでの背景を思うと感慨深いものがありますよね。

早いもので、ハーにゃんが亡くなってから2年が経とうとしている今でも(2025年12月)私は思っています。

「本当にハーにゃんを保護してくれて、命を救ってくれてありがとう」と。

 

さて、いよいよここから

何だかんだと保護主さんたちと話をして数時間———

ハーにゃんとの別れも惜しいところですが、ひと通り、我が家の探検を終えたハーにゃんはソファの裏に隠れて出てこなくなりました。

そんなハーにゃんの行動を見て保護主さんと預かりさんは、納得した様子で我が家を去ることに。

それから数分後のハーにゃんはというと……

落ち着かずに我が家をクルクルと移動しては、鳴き出すことの繰り返しです。

そんなハーにゃんの様子に切ない気持ちになりました。

事情も知るはずもないハーにゃん、突然、訳わからない場所に置いていかれて戸惑ったのでしょう。

かわいそうにもなってきましたが…。

でも、今までの辛かった経験も忘れるくらいに、ここでは幸せに過ごそうね。

そして、これからもずっと「よろしくね」

 

前のお話:【第2話】「保護猫を家族に」ハーにゃんと出会うまでの軌跡
次のお話:【第4話】ニャアニャア期を超えても終わりの見えないケアの日々

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