猫のいる生活 ―――
それが現実になろうとした時に、最初にかかった初期費用は「約14万円」でした。
(※ワクチン代・避妊手術代は含まず)
これまで犬の飼育経験はありましたが、猫を迎えるのは初めて。ワクワクとした楽しい気持ちもありましたが、不安も半分あり。
保護猫を迎える準備にはどんなものが必要で、実際どのくらいお金がかかるのか、当時は予想がつきませんでした。
本記事では、2018年当時に猫を迎える準備かかった初期費用の内訳と、その中でも特に買ってよかった猫用品をまとめてみました。
これから保護猫を迎える方の参考になると幸いです。
一般的な初期費用の相場(目安)
保護猫を迎えるにはまず、猫の生活必需品をひと通り揃えることが必要です。
まずは、2025年現在の相場でのネット販売や、ペットショップの価格を参考にまとめてみました。一般的な初期費用の相場は以下の通りになります。
※大体の相場金額の目安として参照ください。
ケージ(3段):10,000円~30,000円
キャットタワー:5,000円~30,000円
食器・水飲み器:3,000円~5,000円
爪とぎ・おもちゃ:2,000円~10,000円
フード・保存容器:3,000円~10,000円
爪切り・ブラシなど:2,000円~4,000円
動物病院(健診・不妊去勢手術など):15,000円~40,000円
キャリーケース:5,000円~10,000円
譲渡費用(保護主へのお礼など):20,000円~30,000円
合計:73,000円~184,000円程度
例えば、キャットタワーにしてもピンからキリまでありますし、最低限であれば10万円以下に抑えることも可能です。
こだわりがあったり、ゆとりを持つのであれば、18万円前後を見込んでおくとよいでしょう。
【実録】保護猫を迎えた時にかかった初期費用
2018年に、初代猫「ハーにゃん」を迎えた時のリアルな出費内訳をまとめました。価格は当時のもので、2025年現在は値上げしている商品もあります。
項 目 | 金額(円) | MEMO |
◎ ケージ(3段)※1 | 10,926 | 初めての環境でも安心できる場所として用意 |
◎ 置き型・キャットタワー | 15,500 | 窓辺に設置 |
◎ 食器・トレーセット(猫壱) | 4,447 | 安定感のある陶器製 |
マルカン 猫網戸脱走防止フェンス L | 9,179 | シンプルで頑丈そうなタイプ 大きな窓に使用 |
トイレ・猫砂 | 7,444 | システムトイレを採用 |
爪とぎ関連 | 20,312 | インテリアに馴染みやすい物を中心に選定 |
動物病院(ケア) | 15,000 | 初診料・検査込み |
キャリーバッグ | 5,500 | デザイン重視でイオンにて購入 通院には必需品! |
ベッド(3つ) | 9,206 | ふかふかタイプのもの |
おもちゃ関連 | 3,165 | シンプルなものを中心に選定 |
お手入れグッズ | 1,500 | 爪切り・歯磨きなど |
保護主さんへ | 30,000 | 譲渡費用 |
その他(DIY・迷子札) | 7,300 | 窓用の脱走防止策、壁紙のキズ・汚れ防止シートなど |
合計:138,779円(約14万円)
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初めは2段ケージを用意しましたが、値段は覚えていないので合計額には含んでいません。3段ケージは後から購入しました。
買ってよかった猫用品TOP3
1. ケージ(必須級)
最初の1〜2週間は、安心して過ごせるスペースが必要です。
3段ケージは、窓辺のサイズにピッタリなのが判明したので用意しました。脱走柵としての役割もあり、換気も安心です。
2段ケージを初めは購入していましたが、こちらは現在、私のリモート部屋に設置しています。
2. 猫壱のウォーターボウル
メモリ付きなので、水分量を把握しやすいです。初代猫・ハーにゃんから現在は、2代目猫・タルタルに引き継がれています。
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3. キャットタワー
窓辺に設置することで、日向ぼっこ&外の観察を楽しめます。猫はここで、気持ちよくお昼寝して過ごすことが多いです。
初代猫・ハーにゃんは特に、大のお気に入りでした♪今は2代目猫・タルタルも愛用中!
爪とぎグッズはこちらの記事にまとめています
>> 【写真レビュー付き】実際に使ってみてわかった!おすすめ爪とぎ5選
ケージとキャットタワーどっちを優先する?狭い部屋事情に悩むあなたへ
>> 【実例あり】狭い部屋で猫と快適に暮らす方法|レイアウト・収納の工夫
まとめ:まずは必要最低限から揃えよう
2018年1月当時の初期費用は約14万円でしたが、2025年現在では同じものを揃えるとおそらく20万円前後になるでしょう。
猫との暮らしにはお金も時間もかかりますが、それ以上に得られる癒しがあります。
無理のない範囲で、必要なものから少しずつ揃えていけば大丈夫です。
これから始まる猫との生活、どうぞ楽しんでくださいね。
ちょっとの工夫で猫用品は節約できます!
>>【保護猫と節約】アイテムを揃える時に買って後悔した猫用品は!?
医療費について気になる方はこちらの記事も参考にどうぞ!
保護猫を迎える時にかかる医療費って実際どれくらい?
>> 【実体験】保護猫の初期医療費はいくら?1か月でかかった7万円の内訳と注意点