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【保存版】保護猫にも安心!失敗しない動物病院の選び方と信頼関係の築き方

猫と動物病院

猫を迎えたら、まず考えたいのが「信頼できる動物病院探し」です。

特に野良出身の保護猫の場合は、過酷な環境の中で過ごしていた場合も多く、思わぬ疾患が見つかることもあります。

いずれも猫は環境変化に弱い生き物なので、猫を迎えて間もない頃は、日々の様子観察が特に大事になります。

本記事では、筆者自身の体験を交えつつ、動物病院の探し方から選び方、獣医師との付き合い方について、ポイントをまとめました。

うちの子に合う病院、どう探せばいいの?」と悩める方に、病院探しのヒントになれば幸いです。

 

1. 動物病院の探し方|信頼できる情報源をチェック!

動物病院に「何を求めるのか」にもよりますが、これからわが子がお世話になる動物病院なので、慎重に考えたいですね。

ネット社会では簡単に口コミを見ることもできますが、まずは、保護主さんから情報を聞き出すのが先決です。

 

保護団体・保護主さんからの情報は超有益!

保護団体あるいは個人の保護主さんが、猫を保護してから譲渡するまでの間、猫自身の状況を一番把握しているのは言うまでもありません。

どこの病院で診察してもらっていたのか、治療内容や健康状態など、あらゆる情報を聞き出しましょう。

罹っていた病院が近所であれば継続して通えますが、ご自身の自宅から通えない場所にある動物病院だとしたら、他の動物病院を探すしか方法はありません。

 

ちなみに我が家の場合ですが…

先代猫の時は、徒歩5分程度の場所にある動物病院に通うことにしました。口コミも★4以上だったのも決め手です。

現在の2代目猫は、先代猫の保護主さんをツテに、担当の先生からの推奨で「車で20分程度」の場所にある動物病院にしています。

 

グーグルマップや比較サイトも参考に

グーグルマップは言うまでもなく便利!

スマホのグーグルマップ・アプリで「動物病院」と検索すると、ズラッとヒットするので、そこから★4以上の病院を確認していきます。

でも…これが一概にも「良い」とは言えず、悪い口コミこそ注目すべき!と思います。地元ならではのリアルな内容の投稿もあるからです。

獣医師も人間、飼い主側も人間。それぞれの捉え方や考え方にもあるので、何が真実か、状況をしっかり見極めることが大切です。

他に、比較サイトになりますので、ご参照ください。

Calooペット
EPARKペットライフ

 

2. 病院選びのポイント|ここは絶対チェック!

保護主さんがお勧めする動物病院が通える場所にあり、相性が良ければ問題ありません。しかし、自分で動物病院を探すとなると「何を基準にしたらいいのか」を優先順位で考えていきましょう。

 

通いやすい立地と交通手段

通院の交通手段は、車や交通機関などが主となりますが、緊急時のことを考慮したら「通える範囲内」が最も重要となります。

自家用車があれば融通は利きますが、タクシーを使わざるを得ない場合は、金銭面の負担も考慮したいところです。

 

余談…

初代猫の時に「天気がいいから歩いていこう!」と猫をキャリーに入れて通院した時期がありました。けれど…、たかが徒歩5分なのに、キャリーに入った猫はとても重くて心が折れました(笑)

状況にもよりますが、徒歩は無理がありますね…。

 

診察時間と対応曜日

平日の仕事終わりに行けるか、土日祝も診察しているかは大事なポイントです。仕事終わりにも通えると尚、便利ですね(例えば、19時前後など)

生活スタイルに合わせて通えるのが理想です。

 

待合室や診察室の環境も重要!

人気の病院は待ち時間も長くなりがち。待っている時間だけでも疲れますし、デリケートな猫には負担が大きいです。

猫用の待機スペースが確保されているか、ペットに配慮した設備があるかを確認しておくと安心です。

 

診察料金と保険対応

診察料金の相場は病院ごとに異なるため、初診時に確認しておくと安心です。また、アニコムアイペットなどの保険が使えるか、窓口清算に対応しているかもチェックしましょう!(アニコム適用の病院は確率高いです)

 

ここでひとこと

初代猫も現在の2代目猫もアニコムに加入。アニコムは高いといわれるけれど、窓口清算ができるので本当に便利です!

 

関連記事>> 猫のペット保険は本当に必要?迷ったときの考え方とおすすめ3社比較

 

動物病院は先生との相性がすべて!

実際に通ってみないと分からないのが「先生との相性」です。

説明が分かりやすく、質問しやすい雰囲気の先生になら、安心して任せられるのは言うまでもありません。

尚、猫への接し方もていねいで優しさがある対応であるとポイント高い!意外にも?猫に対してクールな対応の先生って多い気がしています(あくまでも個人の感想ですが)

 

3. 飼い主の備え|診察時の準備

猫の様子は言葉では伝えにくいものです。日頃の様子をメモしたり、体調の変化を動画で撮っておくと、診察がスムーズになります。

著者の場合は、日頃から大体の水分量と食事量、猫の様子を簡単に日記にしています。

そして、体調変化があった時は、診察日の1週間前から直前までの様子や水分量・食事量などを抜粋してメモして通院に利用しています。そのまま、獣医師に見せると説明もしやすいです。

 

4. 動物病院の利用方法と猫との向き合い方

猫の個体差にもよりますが、年齢別に通院ペースの基準をまとめてみました。病状や猫の状態の変化によって、通院の頻度が変わるので参考程度にしてください。

 

年齢別の通院ペース

  • 7歳までの子
    年1回の健康診断+ワクチン接種、フィラリア検査。

    ※ワクチン接種は年1回、または3年毎など、猫の状態を見て相談します。
    ※フィラリアは犬より感染リスクは少ないですが、予防接種を推奨する病院もあります。
  • 7歳以降
    半年に1回の定期検診が推奨されます。
    特にシニア猫になったら、些細な変化も見逃さないために、日々の観察と通院がカギになります。

ひとこと!

先代猫は病弱な体質だったので、頻繁に通院していましたが、現在の2代目猫は病院が本当に苦手!年1回の検診とクシャミの頻度や状況を見て、最低限度に留めて様子をみています。

 

通院ストレスによる猫の負担を軽減しよう

日頃からキャリーに慣れさせておきましょう。たとえば、キャリーの中でおやつをあげてみるのも方法です。

キャリーの中では「ここに入ると良いことがある」と、猫に学習させる作戦です。

病院での待ち時間は不安が少しでも和らぐように、猫自身のにおいがついたタオルや、お気に入りのぬいぐるみなどを入れておくと良いでしょう。

 

かかりつけ+夜間・往診の病院を知っておく

万が一の時に備えて、夜間対応や往診可能な病院の情報もリストアップしておくと安心です。

 

ひとこと

先代猫がいた当時、ある年の大みそかの日に何と排便に回虫が!焦りましたが、幸いにも車で20分程の場所にある動物病院に罹ることができました!今ではいい思い出です(笑)

 

5. セカンドオピニオンも選択肢に

もしも、かかりつけ医の治療方針に疑問を感じることがあったら、他の病院に相談できる「セカンドオピニオン」も選択肢のひとつです。

納得できる治療方針を見つけたい時、迷った時には有効です。

かかりつけ医には言い出しにくいかもしれませんが、他の病院の見解も聞きたいと切り出してみるのもアリではないでしょうか。飼い主側の当然の権利ですよね。

 

伝えたいこと

そうは言いつつも、先代猫の時に「セカンドオピニオン」を利用すればよかった…と後悔することになりました。

2代目猫も今の動物病院でいいのか?と正直、日々悩むこともあります。

飼い主側の伝え方や向き合い方も大事ですが、「セカンドオピニオン」を知っておくだけでも安心です。

参照ページ:https://cat.benesse.ne.jp/withcat/content/?id=108105

 

6. まとめ|猫との生活を支える病院選びを

猫を迎えたら、いいえ、猫を迎えると決めたその日からでも、すぐに始めたい病院探し。

健康管理のパートナーとして、頼れる動物病院と先生に出会えることは、猫との暮らしを豊かにするうえで、最も重要なカギとなります。

できるだけ長く、一緒に、愛猫との生活を堪能したいですよね。

 

✔ これだけは最低限抑えたいポイントまとめ

☐ まずは保護主さんからの情報を頼りに!
☐ 通いやすい距離と交通手段を考えよう
☐ 口コミに振り回さないで見極めよう
☐ 獣医師との向き合い方を考えよう
☐ 診察時間や休診日は要チェック


愛猫と健やかに、長く暮らしていくための一歩として、この記事が少しでもお役に立てたらうれしいです。

初めて保護猫を迎えた時、初期医療費はいくらかかる?気になる方はぜひ、こちらの記事も参考にしてみてください。

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